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[ エレクトロニクス ]
(2017/10/31 05:00)
ルネサスエレクトロニクスは11月1日付で中国・北京市に、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)向け半導体ソリューションの開発拠点を新設する。世界的にEVが普及する中、中国はそのけん引役となっており、2030―35年頃には最大市場になるとの予測もある。ルネサスは中国に開発拠点を設置し、ニーズの取り込みとソリューションの開発を急ぐ。
新設する「新エネルギー自動車ソリューションセンター」は、まず20人規模で始動し、状況に応じて増員も視野に入れる。車載半導体の企画・開発から設計まで一貫して手がける組織は、中国では初めて。これまで中国には顧客対応が中心の設計技術者を配置していたが、開発は日本が中心に行っており、将来の性能向上などを見据えて開発できる人員は置いていなかった。
EVやPHVなどは、中国で「新エネルギー車」と呼ばれる。新エネルギー車の航続距離を延ばすには、モーター回転数...
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(2017/10/31 05:00)
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