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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/11/3 05:00)
全日本空輸(ANA)は新千歳空港で、空港到着から搭乗までの手続きを円滑にする改装を行い、8日に運用を始める。出発カウンターのレイアウト変更やユニバーサルデザインへの配慮、自動手荷物預け機(写真)の設置などで構成する新搭乗スタイル「ANAファストトラベル」を導入した。導入は2015年の羽田空港に続き2カ所目で今後、地方空港への展開を見据える。
新千歳空港には自動手荷物預け機「ANAバゲッジドロップ」を10台設置。利用客が手荷物を預け機に運び、4カ国語で表示される案内に従って自ら操作し、預け入れを完了させることができる。
従来は手荷物預け入れ前にX線検査機で安全を確認していたが、検査には待ち時間が発生していた。カウンターや自動預け機に預け入れ後、航空機に搭載するまでの搬送時に自動検査するインラインスクリーニングシステムを導入し、スムーズな搭乗につなげた。
(2017/11/3 05:00)