パイオニアなど、路線バスの自動走行化実証 茨城で半年間

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パイオニアとみちのりホールディングス（ＨＤ）は茨城県常陸太田市内で路線バスの自動走行化に向けた実証実験を近く始める。パイオニアがカーナビ事業で培った位置測定技術や自動運転用のセンサーを使い、路線バスの走行環境や車内状況といったデータを収集、蓄積する。データを解析、評価し、将来の自動走行バスの運用に向けた技術を開発する。

実験はみちのりＨＤ傘下の茨城交通（水戸市）の路線バスを使用し、約半年間にわたり不定期で行う。顧客が実際に利用するバスを使い、熟練運転手が市街地を循環するルートを走行する。パイオニアとみちのりＨＤは２０１７年８月に同実験を始めることで合意していた。