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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/2/6 05:00)
JR東日本は、交通系電子マネーの決済用にスマートフォンを使ったクラウド販売時点情報管理(POS)型ハンディ端末(写真)を開発した。
専用端末ではなく、スマホとカードの読み書き部分で構成。安価であり、車内販売などで「Suica」や「PASMO」といった交通系電子マネーの決済を導入しやすくなる。首都圏の普通列車グリーン車全線への展開を見据え、常磐線で先行導入した。
開発した端末は、シンクライアント(記憶装置を持たない端末)方式で、リアルタイムに販売状況を把握できるのが特徴。
これまで新幹線の車内販売や自動販売機などでの交通系電子マネー決済は、決済記録をいったん端末内部に蓄積し、サーバーに送信していた。
必要に応じてプリンターと接続して使う。交通系電子マネーの普及拡大を狙い、端末ソリューションの外販も視野に入れる。
(2018/2/6 05:00)