[ ロボット ]
(2018/4/20 05:00)
ソニーは19日、人工知能(AI)とロボティクスの領域で、米カーネギーメロン大学(CMU)と研究開発契約を結んだと発表した。まずは調理とデリバリーをテーマに、要素技術開発などを進める。ソニーの事業創出プログラムによる事業化支援や、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)による資金支援を予定する。
期間は2022年3月までで、ソニーの北野宏明執行役員がプロジェクトを組織する。米ピッツバーグにあるCMU計算機科学部を主な拠点とし、まずはCMUの技術者を中心に活動する。調理・デリバリーに必要な動作には、生活や製造現場で使われるAI・ロボットに必要な要素が多く含まれることから研究対象とした。将来は調理ロボットなどに限らず、研究成果を活用した幅広い分野での事業化を視野に入れる。
(2018/4/20 05:00)