[ ICT ]
(2018/6/26 11:00)
米アップルはオーディオ機器戦略を強化する方針で、来年にもワイヤレスイヤホン「エアポッド」の高性能機種やスピーカー端末「ホームポッド」の新製品、スタジオ並みの高音質のオーバーイヤー型ヘッドホンを投入する計画だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
アップルは周囲の騒音を低減するノイズキャンセリング(NC)機能や耐水性を備えた新型エアポッドを開発中。関係者の1人によると、同社は「iPhone(アイフォーン)」や「iPad(アイパッド)」とエアポッド間の通信可能距離の延長を目指している。耐水性は雨や汗から機器を守ることが主な目的で、エアポッドを装着したまま水泳はできない。
19年に投入予定の新型エアポッドの価格は、既存の機種の159ドル(約1万7400円)より高くなる公算が大きい。同社はワイヤレス充電マット「AirPower(エアパワー)」と互換性のあるワイヤレス充電ケースにも取り組んでいる。
同社はまた、「アップルウオッチ」以外にもヘルスケア関連機器の提供を拡大するため、将来のエアポッドに心拍モニターなど生体認証センサーを追加することも内部で議論したと別の関係者は明らかにした。
さらに、オーバーイヤー型ヘッドホンも投入する計画で、ボーズやゼンハイザーの高級モデルに対抗する。アップルのブランドを利用し、同社の「ビーツ」の代替となる高性能製品とする。当初は18年末までに投入する意向だったが、開発上の課題に直面し、早ければ来年の発売を目指しているという。関係者は未公表の製品だとして匿名を条件に話した。アップルの広報担当はコメントを控えた。(ブルームバーグ)
(2018/6/26 11:00)
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