[ ICT ]
(2018/8/24 13:00)
米グーグルはイランの国営メディア、イラン・イスラム共和国放送(IRIB)と関連がある「ユーチューブ」の39チャンネルとその他19のウェブページを削除した。
同社は「国家ぐるみのハッキングの試みや影響を及ぼすためのキャンペーン」を理由に挙げた。フェイスブックとツイッターも同様の理由で数百のイラン関連のSNSアカウントを削除していた。
アルファベット傘下グーグルはイランによる操作の取り組みが早ければ2017年1月に始まっていたと結論付けたと、グローバル・アフェアーズの責任者ケント・ウォーカー氏が23日のブログ投稿で説明した。グーグルはイラン関連のアカウントを特定するためにサイバーセキュリティー会社ファイア・アイと協力した。
ウォーカー氏はブログで、16年の米大統領選前にSNSに影響を及ぼそうとしたロシア本拠のインターネット・リサーチ・エージェンシーと関連する42のユーチューブチャンネルも同社が削除したことも明らかにした。(ブルームバーグ)
(2018/8/24 13:00)