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[ エレクトロニクス ]
(2019/2/6 11:30)
米アップルなどにセンサーを供給するオーストリアのamsとドイツの半導体メーカー、 インフィニオン・テクノロジーズは5日、決算発表で慎重な見通しを示した。半導体メーカーやアップルのサプライヤー全般の先行きについて、投資家懸念が強まりそうだ。
インフィニオンは2019年度通期の増収率が9%と、予想レンジの下限になるとの見通しを示したほか、投資計画を下方修正した。
amsは現金配当を停止するほか、通期の数値ガイダンス発表をやめると発表。消費者向け事業の需要が「想定外の弱さ」を反映したとする1-3月(第1四半期)売上高見通しは3億5000万-3億9000万ドル(約385億-約429億円)と、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の4億450万ドルに届かなかった。
さらにamsは相場の急変動を理由に、予定していた株式の香港上場計画も取りやめた。いずれ、どこかの時点で上場を再び目指すとしている。(ブルームバーグ)
(2019/2/6 11:30)