[ トピックス ]
(2019/2/19 05:00)
日刊工業新聞社は18日、学生ビジネスプランコンテスト「第15回キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)全国大会」(内閣府、経済産業省、文部科学省、経団連、日本商工会議所後援)を都内で開いた。700以上のチームが参加した全国8地区大会で優秀な成績を収め、選ばれた計12人・チームが自慢のプランを発表した。
各務茂夫審査委員長(東京大学教授)は「ビジネスプランのレベルは高く、激戦だった。各事業に強い思いやパッション(情熱)を感じ、大変感激した」と評した。さらに評価の判断基準として、各事業において問題の掘り下げや現場感覚、市場性、個人の思いの4点を挙げた。「各項目の注力度で評価が決まった。ファイナリストの12チームすべてに事業展開の可能性がある。受賞を出発点として各事業の発展を追求してほしい」と強調した。
またJPXアカデミー専任講師を務める森元憲介氏が「はばたけ!『キャンパスvator』 金融リテラシー支援現場からのエール」と題して講演した。大臣賞以外の受賞プランと代表者(同時受賞は代表者のみ)は次の通り。
【教員審査委員賞】▽みんなで作る教材データベース E commons(大阪大学大学院・藪中孝太朗さん)
【JVCA賞】▽広島大学大学院・北村拓也さん
【MIT賞】▽脳外科新人執刀医学習支援ソフトウェア「PINOCO」(公立はこだて未来大学大学院・永井智大さん)
【日刊工業新聞社賞】▽GoENで繋がる世界〜留学中の学生と海外展開中の企業を繋げるプラットフォーム〜(名古屋大学・渡辺智基さん)
【審査委員会特別賞】▽音楽情報共有プラットフォームPROPS(長崎国際大学・杉山裕磨さん)▽南米と日本の架け橋に(広島大学・福岡拓磨さん)
【TOMODACHI賞】▽阪大院・藪中孝太朗さん▽広島大院・北村拓也さん▽介護予防のためのIoTリハビリプラットフォーム(慶応義塾大学大学院・田脇裕太さん)▽慶大院・二宮英樹さん
(2019/2/19 05:00)