【電子版】米クアルコムと中国・貴州省の半導体合弁「HXT」、4月中に閉鎖

• 

  クアルコム本社（カリフォルニア州サンディエゴ、同社提供）

【ロイター時事】米ITニュースサイト「インフォメーション」が19日報じたところによると、米半導体大手クアルコムと中国・貴州省の合弁会社が4月末までに閉鎖される。

　両者の合弁会社、華芯通半導体（HXT）は2016年に設立された。サーバー用半導体の設計・開発・販売を手掛けている。

　インフォメーションによれば、HXT幹部は18日の社内会合で、4月30日までに閉鎖すると発言した。クアルコムと貴州省は18年8月時点で、HXTに計5億7000万ドルを投資したという。

　HXTをめぐっては今月、同社の最高経営責任者（CEO）が交代、次世代半導体に関する事業がペースダウンまたは中断したと報じられていた。