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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/7/16 05:00)
米ボーイングの最新鋭旅客機737MAXは、2020年初めまで運航停止が続く可能性がある。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。ボーイングは先月、新たに明らかになったソフトウエア問題の解消には最大3カ月必要であり、9月をめどに運航再開を見込んでいると顧客に非公式に伝えていたが、それよりも数カ月ずれ込むことになる。
WSJによると、737MAXの運航再開は「最新のシナリオで」20年1月になる見通し。米連邦航空局(FAA)の関係者やパイロット組合指導部を引用して伝えた。状況は「流動的」であり、確定したスケジュールはないという。
アメリカン航空グループは14日、11月2日まで737MAXの運航休止は続くと説明。同機の休止に伴うフライト調整は5回目だった。ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスも11月初めまでのスケジュールから737MAXを外した。
737MAXは346人が死亡した2件の墜落事故を受け、運航が停止された。(ブルームバーグ)
(2019/7/16 05:00)