[ 政治・経済 ]
(2019/8/7 05:00)
トランプ米大統領はアルファベット傘下のグーグルが自身に関する悪いニュースを広めているとして、再び同社への非難を展開した。今回は、保守派偏向を理由に解雇されたとする元従業員のテレビインタビューを理由にしている。
トランプ氏は6日のツイートで、「すべて極めて違法だ。われわれはグーグルに対する監視の目を厳しくしている!」とし、同社のサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)と会ったと付け加えた。ただ、いつ会ったのかは明らかにしなかった。
ツイッターでのこうした攻撃は、2020年の大統領選が近づく中、テクノロジー企業に偏見があると非難することで引き続き支持基盤を固めようとするトランプ氏の戦略を示唆している。
トランプ氏が見たというFOXニュースとのインタビューで、元グーグル従業員のケビン・サーネキー氏はグーグル社内で保守派は嫌がらせを受けたと主張。グーグルは2020年大統領選でトランプ氏が負けることを望んでいると、サーネキー氏は述べ、16年にトランプ氏が勝利した後、グーグル幹部は涙を流し、「二度と実現させないと誓った」という。サーネキー氏はFOXに対し、解雇された後、グーグルと法的係争に入っていると述べた。(ブルームバーグ)
...in 2020.” Lou Dobbs stated that this is a fraud on the American public. @peterschweizer stated with certainty that they suppressed negative stories on Hillary Clinton, and boosted negative stories on Donald Trump. All very illegal. We are watching Google very closely!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) August 6, 2019
(2019/8/7 05:00)