新型コロナ／ＨＩＫＫＹ、ＶＲ空間で“コミケ”開催 作家ブースで即売会

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  「コミックブイケット０」の即売会場（イメージ）

ＨＩＫＫＹ（ヒッキー、東京都渋谷区、舟越靖社長、０３・６２７７・３９０６）は、仮想現実（ＶＲ）空間で同人誌即売会「コミックブイケット」を開く。新型コロナウイルス対策でコミックマーケットが中止になり開催を決めた。１０日からの３日間で１万人以上の来場を目指す。

ＶＲ空間に約８０人の作家のブースを並べ、現実の即売会のように試読冊子を読んで買う体験を再現する。即売会形式にすることでユーザーは作家を発掘したり、作家に感想を伝えたりと書き手と読み手のコミュニケーションがとれる。書籍の電子商取引（ＥＣ）は目的買いが大半を占めていた。ＶＲは作品との偶然の出会いと、ＥＣ並みの品揃えを両立できる。