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(2021/6/7 05:00)
日刊工業新聞社が8日発売する月刊誌「プレス技術7月号」の特集では「時代の変革に対応するチューブフォーミング活用戦略」を取り上げる。パイプベンダーやプレス機械などを活用した各種パイプ加工技術の最新動向を確認。高精度・高品質・高生産性を維持するための各加工メーカーの取り組みを取り上げる。
総論は東京都立大学の真鍋健一客員教授による「チューブフォーミング加工技術の現在と進化の方向」。解説はリンツリサーチエンジニアリングの小松隆社長の「フランジを同時成形するホットチューブフォーミングの開発」など、パイプ加工の新たな開発事例と展望や課題を提示。加工事例集ではパイプベンダー、プレス、ハイドロフォーミングなど多様な事例を紹介する。
近年、チューブフォーミングの進化が目覚ましい。環境負荷低減の取り組みが進み、自動車などの軽量化のニーズが広がったことも後押しとなっている。今後、電気自動車(EV)開発が急ピッチで進む中、加工の自動化や他の技術との融合といった一層の進化が求められている。
(2021/6/7 05:00)