プレス技術10月号／高付加価値実現 サーボプレスを使った工法転換

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日刊工業新聞社が８日に発行する「プレス技術」１０月号では「高付加価値化を実現する！　サーボプレスを使った工法転換」を特集する。製品の高付加価値化の一つとしてサーボプレスを利用した工法転換の考え方と方法、サーボプレスならでは付加価値をつかむに至ったポイントを解説する。

総論は東京都立大学の西村尚名誉教授の「サーボプレスにより工法転換をする目的とその方法」。解説では、各プレス機械メーカーが加工メーカーと取り組んだ工法転換の事例を具体的なデータなどとともに提示。また機能解説では最新サーボプレスの機能や加工事例を紹介する。

サーボプレスはサーボ制御による繊細な下死点操作を実現し、絞りや板鍛造などの３次元加工、難加工材の高精度成形が可能。導入するプレス加工メーカーは年々増えており、活用に不可欠とされるモーションコントロールのデータ分析や、最適な金型構造の研究などが進んでいる。工程数や金型数の削減、成形限界の向上や低コスト化など「サーボならではの工法転換」の成果も見られるようになっている。