新技術・新製品
早大、腕の震え抑えるロボット装具を開発
早稲田大学の藤江正克教授らは、手や腕の規則的な震えの振戦(用語参照)を抑えるロボット装具を開発した。フレームを腕に固定し震えを抑制。固定して動きにくくなった腕を、筋肉を動かす際に脳から送る電気信号の筋電を受けてモーターで補助する。振戦を起こす運動信号を除き、本当に動かしたいという随意動作の信号だけを取り出す技術を応用した。振戦患者数は国内で400万人以上と言われる。患者の生活の質(QOL)向上に寄与しそうだ。
装具はモーターと減速機のアクチュエーター(駆動装置)と筋電センサー、フレーム、コの字形で腕を挟むバンド部分で構成。総重量は330グラム。汎用部品が主で「低コスト生産が可能」(安藤健研究助手)という。
筋電から随意動作を抽出する独自のアルゴリズムがコア技術。信号の周波数の時間変化を解析する手法の「短時間フーリエ変換(STFT)」を利用。
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