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(2024/2/27)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:オンセミ
SPM31インテリジェントパワーモジュール(IPM)が、3相インバータドライブ・アプリケーションでより効率的なエネルギー変換と優れた性能を実現
オンセミ(本社: 米国アリゾナ州スコッツデール、Nasdaq:ON)は、最新世代のフィールドストップ7(FS7)絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)技術を採用したインテリジェントパワーモジュール(IPM)の新しい1200V「SPM31」製品ファミリを発表しました。SPM31 IPMは、市場の他のソリューションに比べて、より高い性能、より小さいフットプリント、より高い性能で総システムコストを低く抑えることができます。SPM31 IPM製品ファミリは、最適化されたIGBTの採用によって高い効率を実現しており、ヒートポンプや商用HVACシステム、サーボモータ、産業用ポンプおよびファンなど、3相インバータドライブ・アプリケーションに最適です。
住宅や商業ビルの温室効果ガス排出量は、全世界の排出量の26%を占めているとみられ、そのうちの約18%を冷暖房や電力が占めると推定されています*1。世界各国の政府がエネルギーと気候に対するコミットメントを達成しようと努力する中で、よりエネルギー効率が高く低炭素のソリューションがますます重要になっています。
SPM31 IPMは、3相モータに供給される電源の周波数と電圧を調整して、ヒートポンプや冷暖房システムのインバータコンプレッサとファンへの電力フローを制御し、効率を最大化します。例えば、オンセミのFS7技術を使った定格電流25AのSPM31製品は、前世代の製品に比べて、電力損失を最大10%低減し、電力密度を最大9%向上させることができます。電化への移行と高効率化により、これらのモジュールは冷暖房アプリケーションの効率を向上させながら、システム設計の大幅な向上を実現します。FS7採用のSPM31 IPMファミリの性能向上により、少ないエネルギー損失で高効率を実現し、有害な炭素排出量を地球規模でさらに削減します。
これらの高密度モジュールは、ゲート駆動IC、複数のオンモジュール保護機能と、業界をリードする熱性能、および15A~35Aという広い範囲の電流をサポートする能力を備えています。SPM31 FS7 IGBT IPMは、クラス最高の電力密度により、開発期間の短縮を実現しながら、実装スペースを節約し、期待性能を向上させるのに最適なモジュールです。SPM31 IPMの主な利点は以下の通りです。
● ゲート駆動および保護制御
● 低損失、短絡定格IGBT (FS7)
● 各相向けの個別のネガティブIGBT端子を備え、多様な制御アルゴリズムをサポート
● 低電圧保護(UVP)内蔵
● ブートストラップダイオードおよび抵抗内蔵
● 高速・高電圧集積回路内蔵
● 単一接地電源
関連情報
● オンセミのSPM31の詳細
● アプリケーションノート:Three-phase Inverter Power Module 1200 V SPM 31 Version Series
● システムソリューションガイド:ヒートポンプ
*1 International Energy Agency, Energy System, Buildings
オンセミ(onsemi)について
オンセミ(Nasdaq: ON)は、より良い未来を築くために、破壊的なイノベーションを推進しています。当社は、自動車と産業用エンドマーケットに注力し、自動車の電動化と安全性、持続可能なエネルギーグリッド、産業オートメーション、5G およびクラウドインフラなどのメガトレンドにおける変化を加速させています。オンセミは、高度に差別化された革新的な製品ポートフォリオにより、世界の最も複雑な課題を解決するインテリジェントなパワーおよびセンシングのテクノロジーを創出し、より安全でクリーンでスマートな世界を実現する方法をリードしています。オンセミは Fortune 500(R) 企業として認められ、またNasdaq-100 Index(R)とS&P 500(R)インデックスに含まれています。オンセミの詳細については、 https://www.onsemi.jp をご覧ください。
オンセミおよびオンセミのロゴは、Semiconductor Components Industries, LLC.の登録商標です。 本ドキュメントに掲載されているその他のブランド名および製品名は、それぞれの所有者の登録商標または商標です。
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