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荷動きはひも付き(大口)需要が契約残消化で堅調ながら、店売り市場は土木関連の基礎鉄筋補助資材以外は総じて精彩を欠く状況。
こうした状況下、日本製鉄が19年上期から厚板のひも付き、店売りともに国内外全分野を対象にトン当たり5000円以上の値上げを決定したことが相場の下支え材料となりそうだ。
出荷について同組合によると、「需要は自動車向けなど大口のひも付きが堅調だった一方で、店売りの低迷が続いている。
18年の前半までは伸銅品メーカーがフル生産を続ける中でひも付き(特定需要家向け)の供給が優先され、問屋の一般材は納期遅れによる欠品が目立っていた。
「トヨタ自動車の薄板支給価格据え置きにみられるように、ひも付き価格と店売り価格の二極化が解消されない限り、流通の採算改善は遠い。... 需要は大口向けのひも付きが堅調を維持する一方で、中小口向けの店売...
他の材料では、ひも付き(特定需要家向け)は好調だが、問屋の一般材は荷動きが低調になっている。... 銅棒は、都市の再開発に伴いビルやホテルのガス機器や水栓金具向けのひも付き需要が好調だ...
出荷先別では、大口需要家(ひも付き)向けは堅調だったが、中小口需要家(店売り)向けは振るわず、違いが鮮明に表れた。
荷動きは建設機械や産業機械などひも付き(大口)案件が堅調ながら、店売り主力の建築向けは需要端境期にあたり勢いを欠く。... ただ国内製造業のひも付き需要は建機や産機を中心に、依然堅調さ...
ただメーカーがひも付き(大口)供給する製造業向けは、対米貿易摩擦に端を発した中国と周辺国に広がる経済減速感を受けて、不透明感を強めている。 ... さらにひも付き優先...
相次ぐ生産設備のトラブルやひも付き(大口)需要の優先姿勢から、受注削減の基調にあった店売り向け供給体制は改善傾向にある。
