【名古屋】名古屋大学大学院医学系研究科の尾崎紀夫教授らは、脳内免疫細胞の「ミクログリア」だけに発現する分子における遺伝子変異が、統合失調症や自閉スペクトラム症の発症リスクに関わることを突き止めた。

肥満や痩身(そうしん)の体質の原因となる遺伝子の調節領域が脳や脂肪組織、免疫細胞に集中していることが、日本人約17万人の全遺伝情報(ゲノム)解析で明らかとなった。......

武田薬品工業は4日、固形がんに有効なキメラ抗原受容体発現T細胞(CAR―T)療法の研究開発に関する提携契約をノイルイミューン・バイオテック(東京都中央区)と結んだと発表...

がん免疫細胞療法への期待が高まる中、地域への治療法の浸透を促す。 ... サテライト展開により、免疫細胞療法を手がける地域の医療機関に迅速に高品質の免疫細胞の供給が可能となる。......

熊本大学大学院生命科学研究部の大塚雅巳教授らは、後天性免疫不全症候群(エイズ)の原因となるエイズウイルス(HIV)に感染した細胞を除去する手法を開発した。感染細胞に新規...

がん免疫治療薬は体内に備わる免疫細胞を活用する。まずがん細胞が免疫細胞にかけたブレーキを解除。それにより活性化した免疫細胞が、がん細胞を攻撃する仕組み。

人間の受けるストレスで神経や免疫細胞が変化し、それに応答(会話)して消化器や心臓などに疾患が現れる。 免疫細胞のT細胞の研究で、後天的な獲得免疫は完璧ではないと気付い...

がん免疫治療薬「オプジーボ」のバイオマーカー(生体の状態を示す指標)を探索するほか、国立がん研究センターと関係性を深め、新薬の開発につなげる狙い。... 両者でさまざまながんに対する腫...

マウスにストレスを与えると免疫細胞が脳の血管から侵入して炎症が発生。... 研究チームは、睡眠不足のストレスを与えたマウスに、自己免疫疾患モデルのマウスから採取した病原性の免疫細胞「CD4+T...

東京医科歯科大学難治疾患研究所の石川俊平教授らは、びまん型胃がん(スキルス性胃がん)の組織内において、免疫細胞の全遺伝子情報(ゲノム)解析結果をもとに、がん細胞の増殖抑...

大阪大学発ベンチャーのKOTAIバイオテクノロジーズ(大阪府吹田市、山下和男社長、06・6170・5267)は、9月にも人工知能(AI)を用い、免疫細胞の表面に発現する...

ヒト免疫系(HIS)グラフトモデルは、疾患状態に対する免疫系の効果を調査するための主要な研究ツールで、免疫細胞を活性化させるがん治療の効能を調査する方法として急速に広まりつつある。

ウイルスは自らの遺伝情報を宿主の細胞に打ち込むことで増殖し、感染が成立する。... 宿主細胞の中でこのコアが適切な時期に崩壊すると、中のRNAが宿主細胞に取り込まれ、ウイルスの遺伝情報の合成を促進する...

このような状況で免疫細胞療法が注目されている。... ベースとなるのは免疫細胞の一種であるTリンパ球やNK(ナチュラルキラー)細胞で、それらの司令塔となる樹状細胞を活性化させ治療に利用...

小腸の正常な働きを維持するなど、善玉であるはずの免疫細胞「Th17」が、腸炎などの自己免疫疾患を引き起こす悪玉に変わってしまう原因のたんぱく質が見つかった。... このたんぱく質「JunB」の生成を阻...

ヒトの免疫細胞ごとに遺伝子発現量などを網羅的に解析した。... しかし、DNA多型が免疫細胞のどの遺伝子の発現量に影響を与えるかはよく分かっていない。 ... その結果、免疫細胞上で...

通常は免疫細胞として働くのに、がんの増殖や転移を促進する「悪玉」に変化するマクロファージの元になる細胞を、東京医科歯科大学の研究チームが発見した。... マクロファージは免疫細胞の一種で、白血球の一種...

提携で免疫細胞治療に関する最先端技術のノウハウを蓄積し、自社の再生医療製品の研究開発を加速する。提携ではレグセルから細胞培養プロセスの開発や薬事のコンサルティングサービスなどを受託する。... 免疫学...

東京大学大学院農学生命科学研究科の村田幸久准教授と中村達朗特任助教らは、免疫に関わる細胞「マスト細胞」から放出される物質が、短時間で全身に現れるアレルギー反応「アナフィラキシー」を抑える働きを持つこと...

海外では、がんやエイズを治療するため、免疫細胞にゲノム編集を使う研究が始まっている。 初会合では、国立成育医療研究センター研究所長の松原洋一委員が「体細胞のゲノム編集治療が日本に入っ...