大気社は子会社が米国で手がける大型案件の採算悪化に起因して、4―9月期に特別損失を計上した。

川金HDと同様に免震不正が判明したKYBは、通期純損益予想を23億円の赤字(従来160億円の黒字)へ大幅に下方修正しており、他の大手メーカーの川金HDでも損失計上が避けられない見通し。...

修繕費や震災時のバス代行経費などのほか、特別損失として復旧費用5億円を計上する結果、連結純損益の赤字幅は35億円拡大する。

9月発生のエアバッグ用ナイロン糸を生産する福井県敦賀市の工場火災の損失21億円を含む37億円を特別損失で計上。

7月に発生した施工中のビル工事で発生した火災事故により、4―9月期連結決算で火災損害等損失31億円など特別損失32億円を計上したのが主因。工事の原価に含めるべき損失は完成工事原価に工事損失引当金37億...

一方、紙需要の落ち込みによる生産再編費用などを抑えられる見込みで、当期損失は80億円(前回予想は180億円の損失)に圧縮できる見通し。... 生産体制再編の特別損失があり、当期損失は6...

一方、今期の4―9月期連結決算は豪雨被害などで特別損失を計上。

さらに災害の被害を踏まえ、210億円の特別損失を計上。

特別利益で広島県のプラント火災事故の保険金約10億円を含む39億円、特別損失で西日本豪雨や台風21号の影響など約6億円を含む11億円を計上した。

苫東厚真発電所と送配電設備の復旧費用、資機材の輸送費用などを特別損失として42億円計上した。

ブラジルの非連結子会社の業績不振に伴い、ブラジル電力向け事業の再編にかかる特別損失53億円を計上した。同国の電力向け事業関連の損失は18年4―9月合計で80億円となった。

大阪ガスは6月の大阪府北部地震被害で、特別損失19億円を計上した。

日本郵船は子会社・日本貨物航空の減損や一時費用120億円の特別損失が「大きく足を引っ張った」(宮本教子常務経営委員)。

JR西は災害復旧費215億円を特別損失に計上した。

一方、燃料価格の上昇などで営業利益は同32・6%減、当期利益は台風21号の被害で128億円の特別損失の計上も響き、同36・9%減となった。

プロジェクト中止により関連合弁会社の株式評価損が発生して、2018年12月期に特別損失を約14億円計上する見通し。

三越伊勢丹ホールディングスの18年3月期連結決算は、当期損益が不採算店舗や食品スーパーマーケット事業の整理などに関する特別損失を計上したため9億円の赤字となった。

希望退職制度の実施に伴う特別退職金などの費用は、18年12月期に特別損失として計上する見通し。

18年1―6月期に特別損失70億円を計上したのが主因。

これに伴い、割増退職金および再就職支援費用約122億円を2018年4―9月期決算において特別損失として計上する。