「知的資産」という言葉を聞いたことがあるだろうか?知的資産とは、会社の組織風土、人材、ノウハウ、マニュアル、技術、知的財産、地域との関係性など、目に見えにくい資産の総称である。 ...

今回は展示会に初めて出展する企業向けに、費用対効果を高める仕掛けを幾つか紹介する。 (1)出展目的の明確化と 成果目標の数値化 漫然と出展し...

先般、小欄では異業種交流会を活用しようという話を取り上げた。そういった異業種交流会から派生しそうなものとして、農商工連携というものがある。農商工連携は、農林水産業を営む事業者と商業や工業を営む事業者が...

オーナー経営者が悩む問題として、事業提携などに伴う出資受け入れの話がある。多くの創業社長にとっては、この分野の経験は少なく、極めて判断が難しい問題だ。 企業価値をどう評価するかについ...

新規顧客開拓のため、展示会出展を検討する中小企業もあると思うが、出展を決める前、出展経験のない企業に幾つか検討してもらいたい項目があるので参考にしてほしい。 (1)他...

読者の中には、事業承継を考えている経営者、後継者の方々もいらっしゃると思う。事業承継の際に、既存事業の将来性が余りないなどの理由で、新たな事業を起こしたいとお考えの場合もあるだろう。まさに、第二の創業...

経営の失敗にはさまざまなパターンがある。新聞などで倒産情報が流れる際は、「過剰投資」「営業・販売不振」「市場環境の変化」といった原因で書かれることが多い。しかし、その根底には、経営者の気の緩みがあるこ...

プロダクトアウト(シーズ)発想の新製品が売れるには、製品価値の「伝わるターゲット」を見つけることや「伝わる手段」の選択が大事である。「ポスト・イット」ノートの事例(3Mジャパン...

新たな販路を獲得したい、仕事の受注を増やしたい、あるいは発注先を探している、協業できる相手を探しているなど、外部の事業者との出会いを求める企業が多い。社内にこもっていても先が見えないし、変化が激しく、...

6次産業化(以下「6次化」)という言葉を聞いたことがあるだろうか。これは、第1次産業としての農林水産業の事業者が、第2次産業としての食品加工業、第3次産業としての販売・サービス業へと進...

売り上げの大半を占める親事業者からの受注が緩やかに減少しているので、親事業者の業績不振の影響と思っていたら、親事業者の業績が改善しても下げ止まらない。 理由を調べると、親事業者が今後...

小欄でも紹介した補助金だが、7月はその内の2種類が募集中なので、改めてご紹介し、申請の一助としたい。ただ、どちらの補助金も回を重ねて、応募者の申請書が洗練されてきており、頑張って申請書を記載したつもり...

クラウドファンディングの金融型は、つい最近までファンド貸付型とファンド出資型の二つだった。ファンド貸付型はソーシャルレンディングともいわれるもので、支援者は仲介会社が作る匿名組合に一時、お金を預け、事...

今回から2回に分け、クラウドファンディングの具体的手法を紹介する。1回目は商業型といえる寄付型、購入型。寄付型は、その名の通り不特定多数から寄付を集めるものである。

「ミラサポ」には「未来の企業★応援サイト」という副題が付いている。これはインターネット上のサイトである。冒頭に「ミラサポは、中小企業庁事業として中小企業・小規模事業者の未来をサポートするサイトです」と...

新規事業や新製品開発での資金調達はどうされているだろうか?一般的には銀行融資、ちょっとひねってリース、私募債、ベンチャーキャピタルからの調達も考えるだろう。今回は、ここ数年定着してきた手法とし...

自社製品開発の構想はあるが、どのような分野で開発したらよいかを悩んでいる下請け主体の中小製造業の経営者もいるように思う。そのような経営者へ開発分野を選択するために参考となる視点を今回は提供したい。&#...

会社経営では、売り上げではなく、利益を確保することが重要だ。売り上げ―費用=利益なので、利益を増やす方法には、売り上げを伸ばすことのほかに、費用を減らすこともある。そこで今回は、費用を減らす方...

知財とはいうまでもなく知的財産のことである。本紙の読者は製造業の関係者が多いと思うので、比較的注意しているかとは思うが、サービス業でも知財は避けて通れない問題である。 知財は一般的に...

創業期に注意することを一つだけあげるとしたら、「資金繰り」をあげる。「資金繰り」とは現金の出入り(収支)をチェックし、事業資金を不足しないように調整すること。だが創業期の調整は腐心する...