長年地元の企業と取引するうちに指示待ち体質になりがちな中小企業もある。... 「名を連ねていれば仕事がくるのではという待ちの姿勢でなく自主的な提案を。

【縦割り体質】 「長年のトップダウンで指示待ちの従業員が多く縦割りになっている」。

【失敗を恐れず/三ツ星ベルト・垣内一社長】 指示待ち人間にならない、自己研さんし目標を持つ、工場実習でモノづくりを謙虚に学ぶ。

鈴木社長は自社について「長年のトップダウンで指示待ちの従業員が多く、技術や営業、生産などの部門が縦割りになっている」と指摘。

「指示待ち人間が多い中で行動力がある。... 特に、指示の出し方。... なぜ必要なのか、その理由を踏まえて指示を出さなければ伝わらない。

ただ、仕事面では彼は本社セールスマンでないため、本社からの指示待ちがあり、私達の要求に時間がかかることも多かった。

さらに、グループのための結論になると、トップからの指示待ち文化のためか、組織を対象とするようなものには、強い意志は示さず、まとまりやすいようだ。

覚えた仕事のみを繰り返す指示待ち社員にはならないように。

「創業者のような社長の元で働き、社員に指示待ちの体質が染みついていた」(同)と分析する。 ... 日報や作業マニュアルの作成を指示し、徹底的に仕事の見える化を図った。...

社内を見渡しても声を掛けないと動かない「指示待ち」社員ばかり。

「指示待ちではなく自分で判断できる部門長を育成する」(同)狙いで、成果は着実に上がっている。

【適性認識の場】 実社会で指示待ち族にならぬよう、自分で考える習慣付けや、課題がはかどらない学生には諦めないよう声をかけ、設計者に肝要なやる気と集中力体得の場になり、学生が設計に自己...

社員が指示待ち人間ではダメだ。

発見する喜びを感じ続け、指示待ち人間にならないように。

「企業は指示待ち人間ではなく自ら挑戦する人材を求めている。

半面、木谷社長は取引先の固定化、営業面でともすれば待ちの姿勢になることを懸念してきた。 ... 指示待ちではなく、全社員が各事業についての意見を社内・取引先に出せるような雰囲気づくり...

だが社員が指示待ちでなく自ら考えるようになった」という。

それまでは主に問屋からの請負で事業を進め“顧客の指示待ち”という姿勢をまず見直し、「自分たちで製品を売らなければ」とライトバンを購入し、商品を積んで営業にまわった。

これは非常に大事だが、行き過ぎると受け身、指示待ちの姿勢の社員になる弊害がある。

総会後に会見した佐光社長は、これまでの創業家中心の経営を「指示待ち体質の企業風土だった」と振り返り、今後は「スピードと現場の声が反映される企業風土を作っていきたい」と、風通しの良い組織作りに向けた決意...