処分を受け、談合事件を業界全体の健全化につなげられるか、各社の取り組みの本気度が問われる。 ... そうした活動はもちろん、談合事件を生んだ業界構造が変わるきっかけになるかが注目され...

国内市場の回復を受けて業績改善への期待感は高まっているが、北陸新幹線の設備工事をめぐる官製談合事件を踏まえ、慎重な姿勢となっている。 ... 好条件でも上方修正がなかった理由の一つに...

公共工事で予定価格を漏洩(ろうえい)するなどの“官製談合”事件が相次いでいる。... 多くの事件で談合が継続的に行われていた実態が明らかになっている。... 2005年以降に発生した橋...

10年前に発覚した談合事件を契機に再編・撤退が相次いだ国内橋梁業界。

日本橋梁は橋梁談合事件で業績が悪化した2006年からファンド主導で体質を改善してきた。

辞職した松山隆英前総長は「局長時代に担当した(鉄鋼大手などの)橋梁談合事件が社会に大きなインパクトを与えた。

佐々木社長は同社が橋梁談合事件の渦中にあった2005年に就任。

岩手県発注の建築工事をめぐる談合事件で、公正取引委員会の審判廷は23日、公取委の排除勧告を不服とした県内の建設会社の主張を退け、約80社の独禁法違反を認める審決を出した。 県の規定では、談合が...

【記者の目/市場規模縮小さらに再編加速】 05年の談合事件発覚以降、避けられないと見られていた橋梁業界の再編。

成田国際空港は06年、電気設備工事の談合事件を受け、緊急時や少額契約以外は原則競争入札とする調達規定を設けたものの、子会社は自分の裁量で契約。

【記者の目/実態に即した保全事業急務】 業界再編は市場縮小だけでなく、橋梁談合事件を教訓に発注者が入札・契約制度改革を推し進めたことも背景にある。

4年前の橋梁談合事件により市場が混乱する中で受注した不採算工事の影響がほぼ解消し、鋼材をはじめとする資材高騰も沈静化した。

05年の鋼製橋梁談合事件を引き金に、大手重工・鉄鋼メーカーは事業撤退や統合などを進めた。... 一方、中堅専業メーカーは談合事件以降、国内受注が減った上、課徴金支払いなどで資金繰りも難しくなり、海外に...

大林取締役は03年6月から同社の会長を務めていたが、任期中に大阪府枚方市発注の清掃工場建設に絡む談合事件で幹部が逮捕されたことを受け、07年6月に引責辞任していた。

【余滴/“後ろ盾”に】 佐々木社長は橋梁業界全体を揺るがした05年の談合事件発覚直後に就任した。

公共工事は財政難を背景に削減が続き、ここ数年、入札談合事件が相次いで発覚したこともあって、激しい価格競争に陥った。

橋梁談合事件の反省から、社員が100周年を迎えるまで付けていた再生祈念バッチを埋め込んだ。

3年前の談合事件発覚後に受注した低価格・不採算工事がヤマ場を越し、回復軌道に乗りつつあることを示している。

同社は3年前に発覚した橋梁談合事件の影響による稼働率低下をカバーするため、07年度まで受注量確保を最優先課題に掲げていたが、中計で採算性重視に軌道修正を図った。

05年の鋼製橋梁談合事件を引き金に業界は再編され、縮小する国内受注を細々とこなしてきた。