5月の中国粗鋼生産は前年同月比6・6%増の9950万トンで、2カ月続けて月間最高を更新。日本の年間粗鋼を単月で実現し、世界の6割弱を占めるなど中国の影響力が高まっている。 中...

海外市況は中国が下げ基調の中、欧米各国は脱炭素化に伴う需要増を見据え強気な構え。... ただ米国や欧州では鋼材内需が好調な上、脱炭素社会への動きに電炉素材である鉄スクラップ需要の拡大を見込む。... ...

脱炭素に向けた高付加価値商品の電磁鋼板、洋上風力関連のサプライチェーン(供給網)確立・強化が課題にある。... 原料高などは世界粗鋼生産の6割近くを握る中国に起因するところが多く動向を...

鉄鋼業界では2050年へ脱炭素の取り組みが待ったなし。... 世界一の粗鋼生産国となった中国も脱炭素を検討し、競争が激化している。

粗鋼、世界1億トンに活路 日本製鉄は将来のグローバル粗鋼生産1億トンに向け、中国やアジアなどで鉄鋼メーカーのM&A(合併・買収)を検討する。... (...

2050年の脱炭素に向け、解決の手段は今後の開発次第とあってハードルが高い。... 【1社で5兆円】 ただ脱炭素の本命は水素還元製鉄だ。... 日本の業界にとって最大のライバルは、世...

併せて公表した21―23年度中期経営計画では50年の脱炭素に向けて製鉄プロセスで30年度の二酸化炭素(CO2)排出量を13年度比30―40%削減。... 鉄鋼部門では、加古川製...

鉄鋼業界の粗鋼生産は、自動車や産業機械向け中心に回復基調にある。2021年度の全国粗鋼生産の予想は9000万―9500万トンと、前年度比10%程度伸びるとの見方が強まっている。... 旺盛な中...

高炉4基の休止や1万人合理化、海外M&A(合併・買収)推進、脱炭素対策を盛り込んだ。 ... 21年3月期の連結業績が2年連続の当期赤字となる中で「世界粗鋼生...

2050年に向けた脱炭素の機運が高まる中、省エネ材料である電磁鋼板が注目されている。... 電磁鋼板の需要は、世界的な脱炭素の流れから増加が見込まれている。... 日本の鉄鋼大手にとって、今や世界粗鋼...

粗鋼生産減少をにらみ、合金鉄の国内生産を徳島工場(徳島県阿南市)に特化する一方、焼却灰の溶融固化処理、低炭素型の海外製品を伸ばす。... 青木泰社長は「国内粗鋼生産が年1億トンに戻るの...

(編集委員・山中久仁昭) 【脱炭素】 鉄連が策定する脱炭素技術の開発ロードマップは、業界共通の課題やそれを解決する技術を抽出。... 脱炭素について...

日本鉄鋼連盟の橋本英二会長(日本製鉄社長)は31日の定例会見で、2050年の脱炭素に向けた炭素税を含むカーボンプライシング(CP、炭素の価格付け)の議論について「税金を...

粗鋼コスト「倍以上」に課題 二酸化炭素(CO2)の排出量を2030年に13年比30%削減し、50年には実質ゼロの「ゼロカーボン・スチール」を実現―。... 国...

三位一体で国内を構造改革 【営業部長と対話】 「余剰の生産能力を存在させてはいけない。... 粗鋼生産能力と人員を約20%削減し、年間1500億円のコスト削...

国内、選択・集中で1万人削減 内需の減少と海外市場攻略、脱炭素への対応―。... 海外では買収などで生産を伸ばし、世界粗鋼生産1億トン体制を目指す。... シームレス鋼管は脱炭素の流...

50年脱炭素に向け30年には二酸化炭素(CO2)排出を13年比30%減らす方針を示した。... 粗鋼生産能力は20%減の年4000万トンとする。 .....

回復傾向にあるが、19年度に1億トンを割った国内全体の粗鋼生産量は、近い将来8000万トンに減るとみられている。... 国内の高炉は現在の14基から10基に減り、粗鋼生産能力は2割程度低下する。......

人口減や直接輸出の減少、政府による50年の脱炭素宣言などで製鉄業界を取り巻く国内環境は厳しさを増していくことは間違いない。... アジアなど海外展開に活路を見い出す一方で、国内の粗鋼生産は最適化する選...

「鋼材、アルミニウムの生産はともに、車向け中心に上向くと思う。... 粗鋼生産が年600万―700万トンと限られる中で損益分岐点を下げ、特殊鋼棒線、ハイテン(高張力鋼板)に特化するなど...