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【出光興産・木藤俊一取締役常務執行役員/賃上げに前向き】 景気回復に向け、経済界に賃上げ要請する現政権に対し、前向きに受け入れる考えを示す。

出光も「11月以降のマージンは前年並みまで回復する」(木藤俊一取締役)と見込むものの、11月以降は円安による在庫評価益の押し上げ効果がはく落する。

特に石油製品は「前年同期よりマージンが平均で1リットル当たり1・5円も下回った」(木藤俊一取締役)ことで、前年同期比89億円の減益要因が生じた。

「7―9月にだいぶ回復したが、それでも前年同期よりマージンが平均で1リットル当たり1・5円も下回った」(木藤俊一取締役常務執行役員)ことで、前年同期比89億円の減益要因となった。

【取締役常務執行役員経理部長】木藤俊一(きとう・しゅんいち)氏 【横顔】販売や企画、人事を歩み、支店長、製油所人事課長と現場経験が豊富。

ただ、ガソリンや軽油などの石油製品は「円安による原価上昇の価格転嫁が遅れ、マージンが平均で1リットル当たり0・6円悪化した」(木藤俊一取締役)という。

出光では石油製品のマージンこそ前期並みを確保するものの、石化品は「前期が良かった分、その反動が来る」(木藤俊一執行役員)と予想。

【出光興産執行役員・木藤俊一氏/厳しい石炭事業】 「中国とインドでは成長鈍化で電力向けの需要が減少。

出光興産の木藤俊一執行役員は「1ドル=110―120円になると、ガソリン価格に上昇圧力がかかり、その分、需要の減少スピードが上がる。

石油製品事業は「前期のマージンが比較的良かった」(木藤俊一執行役員)ことの反動もあり、営業利益が145億円悪化。

現行中計の目標と結果の乖離(かいり)について指摘された木藤俊一執行役員は、最近の海外案件の事例を引き合いに、一定の成果が出ていることをアピールした。

出光は「スチレンモノマーのマージン(利幅)を上方に見直した」(木藤俊一執行役員)ことなどで、同じく85億円から115億円に修正した。

出光も「足元の市況は堅調だが、4―6月の局面が大きくマイナスに効いた」(木藤俊一執行役員)と言うように、石油製品のマージン悪化などで163億円の減益要因が発生した。

出光は石化製品だけ180億円から155億円に引き下げ、石油製品は「油価次第だが、年初の見通し並みには回復できる」(木藤俊一執行役員)として予想を据え置いた。

JXとは対照的に石油製品はマージンが悪化するものの、「アジアで化繊需要が伸び、合成樹脂も回復している」(木藤俊一執行役員)とし、石油化学品では改善を見込む。

だが、「ナフサや液化石油ガスの価格下落でマージンが悪化した」(木藤俊一執行役員)ことなどから、在庫影響を除く営業利益の見通しを1045億円から1020億円に下方修正した。 &#...

【出光興産執行役員・木藤俊一氏/気温差が影響】 今冬の電力不足懸念で灯油の出荷増が見込まれるが、“取らぬ狸の皮算用”は禁物のようだ。

東日本大震災の影響で石油製品の販売数量が減少し、利幅も縮小したが、合理化に加え、在庫評価益が営業利益段階で324億円上乗せされたこともあり、「2年続けての好収益だった」(木藤俊一執行役員...

【出光興産執行役員・木藤俊一氏/ベトナム今月合意】 2度先送りしたベトナムのニソン製油所建設の最終投資決定に注目が集まる。

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