10月以降、小幅ながら値戻しが進みそう」(薄板・表面処理鋼板業者)、「足元は低調だが歯抜けサイズもあり、物件の引き合いも増えており採算可能な販価に値戻しする」(H形鋼業者...

H形鋼などはサイズによって歯抜けも出ている。

「1日当たりの売上高、粗利は徐々に回復してきている」(一般形鋼業者)、「(在庫に)歯抜けサイズが出てきたがタイト感はない。

これ以上在庫が減るとH形鋼などは、サイズによっては歯抜けが出る状況になる。

東大阪市はモノづくり中小の集積で存在感を放ってきたが、後継者難などから歯抜け現象がじわじわ進む。

「(流通業者は)在庫を積み増す需要状況にはないが、歯抜け状態を解消するための補充分が増えたのだろう」(同)との見方。

先安観から流通在庫は減少し、中幅などサイズによっては歯抜けもみられる。

先安観から仕入れを減らしたので一部サイズで歯抜けが出ている。

需要が減少するなか、メーカーは減産を継続し市中在庫の一部サイズで歯抜け状態も見られるが、価格優先の取引が散見し、相場は物件ものを中心に安値圏が拡大している。

サイズによっては歯抜けも出ており「在庫調整におおむねめどが立った」(問屋筋)もよう。

H形鋼では「流通筋から在庫の歯抜けが出てきたという声がだいぶ聞かれるようになった」(新日鉄住金)ほか、ステンレスでも「緩やかではあるが、周りがにぎやかになっている。

耐圧性能に優れる「F型エア式ダイヤフラムバルブ」などの投入により「競合他社と比べ歯抜けは解消された」(プラントシステム事業部)という。

市中の在庫調整も進んでおり、品種によっては歯抜け(品薄)状態だ。

ただ、「地区によってタイト感もあり、歯抜け状況も起こっている」(同)という。

市場の先安観から流通は在庫を積むのを避けており、中型の売れ筋はサイズによって歯抜けもみられる。

このためサイズによっては歯抜けも出ている。

営業担当者が必要な見本だけ抜いて持ち歩くため、歯抜けにもなっていた。

特殊サイズも含めてサイズの歯抜けをなくし、流通は少しでも販売に支障のないような仕入れを心がけている。

流通は「実需見合い」に徹するが、歯抜けを避ける動きも。

歯抜けを避けたい流通が仕入れを増やした影響もありそうだ。