文部科学省の「オーダーメイド医療実現プログラム」の研究チームは、がんや心臓疾患などの研究で蓄えた患者個々人の遺伝子解析データを外部に提供する。... 現時点で解析データは6万5000人分に上るものの、...

大阪大学免疫学フロンティア研究センターの黒崎知博教授らは、免疫記憶を統御する免疫細胞「メモリーB細胞」が2度目の細菌・ウイルス侵入時に素早く反応するのは、遺伝子発現のタイミングや量を調節する転写因子の...

この解析データから、疾患や薬剤の効き方にかかわる遺伝子を200個近く見つけ出した。... 03年度の研究着手からがんや循環器・代謝疾患、自己免疫疾患などの患者20万人、30万症例分のDNAや血清、臨床...

カイオムが創成する新規抗体を用いた医薬品候補の前臨床試験を行う際に、疾患モデル動物の作製や、これらによる薬効評価などで新日本科学から包括的な支援を受け、研究開発の効率化と迅速化を図る。がんや自己免疫疾...

ベーチェット病は湿疹や口腔(こうくう)・陰部のかいよう、ぶどう膜炎症など全身に発作的な炎症を繰り返す難治性の自己免疫疾患の一つ。... 日本人とトルコ人、患者と健常人の384人ずつで、...

東北大学大学院生命科学研究科の牟田達史教授らのグループは、自己免疫疾患の一種でドライアイ(目の乾燥)などを引き起こす「シェーグレン症候群」の発症メカニズムの一端を明らかにした。

さまざまな臓器に炎症が起こる自己免疫疾患の一種である全身性エリテマトーデス治療薬などの新薬候補となる物質の研究が対象。

子宮内の胎児を母体の免疫細胞から守るたんぱく質が、関節リウマチの治療に応用できる可能性があることを、北海道大学大学院薬学研究院の前仲勝実教授らがマウスでの実験で明らかにした。... リウマチなど自己免...

慶応義塾大学医学部の吉村昭彦教授らは、過剰な免疫反応を抑える仕組みの一端を解明した。... 過剰な免疫反応が原因となる自己免疫疾患やアレルギー疾患への新たな治療法に結びつくと期待される。... すると...

第一三共は米アンプリミューン(メリーランド州)と自己免疫疾患を対象にしたバイオ医薬品を共同で研究開発する契約を結んだ。

対象はがんや自己免疫疾患で、新薬と後発薬(バイオシミラー)が2本柱だ。... そこで開発資金を調達するための上場を目指していた」 (編集委員・宇田川智大...

岡山大学の古田和幸助教らは、体内に侵入したウイルスを攻撃する免疫系が正常に機能する仕組みの一端を明らかにした。... ヒトなどの免疫機構でT細胞は、ウイルスに感染した細胞に取り付き病原体を除去する役割...

フランスのサノフィは自己免疫疾患の一種にあたる1型糖尿病の分野で米国のNPO法人であるTD1エクスチェンジと国際研究を開始した。

自己免疫疾患の技術で40数件の提案を得た武田薬品工業、炎症性疾患の創薬シーズを求めたエーザイもある。

糖鎖は、たんぱく質の機能を制御する役割があり、異常があるとがんや自己免疫疾患などの病気の原因になる場合がある。

新薬候補は疼痛(とうつう)や炎症と関係がある生理活性物質、プロスタグラジンE2の受容体「EP4」の働きを阻害して疼痛やがん、自己免疫疾患などへの適応が見込まれる「EP4拮抗(き...

T細胞の細胞死が正常に進まないと、自己免疫疾患の原因になるとされる。... このたんぱく質を標的にすることで、自己免疫疾患の新たな薬剤開発などが期待できる。... 働きの終わったT細胞は消滅するが、消...

理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターのシドニア・ファガラサンチームリーダー(粘膜免疫研究チーム)らの研究グループは、免疫を抑制する「PD―1」という受容体が、腸内細菌の構成...

DOCK2は免疫細胞内に存在しリンパ球の運動を活性化する働きを持つが、これまで、DOCK2を制御する機構は分からなかった。免疫抑制剤開発などへの応用が期待される。 ... その後、免...

慶応義塾大学の永井重徳助教らは、マウスを使い、免疫システムが自分の正常な組織を攻撃する自己免疫疾患の原因の一端を解明した。自己免疫疾患の原因となる免疫細胞とされるTh17細胞が増える仕組みを明らかにし...