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後輪駆動(FR)用はすべてアイシンAWが担当し、FFも「プリウス」「カムリ」向けはトヨタと分担生産している。

第1弾となるアコードHVは6月に発売したが燃費は30キロメートルと同クラスのトヨタの「カムリHV」(23・4キロメートル)を上回った。

「米国で(トヨタの乗用車)『カムリ』を受託生産すると発表したのが06年3月。

競合するトヨタのHVセダン「クラウン」や「カムリ」は、1リットルあたりの走行距離が23キロメートル台。

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競合するトヨタのHVセダン「カムリ」は同23・4キロメートルで、ホンダは燃費の低さと高い走行性を訴求し顧客獲得を目指していく。

トヨタ自動車の「カムリ」を年間10万台で受託生産している体制は維持する方針。

17カ月ぶりにマイナスになったのは、中型セダン「カムリ」やハイブリッド車「プリウス」が2ケタ減になるなど主力車が低迷したためだ。

その後、小型車「ヴィッツ」系と中型車「カムリ」系を合わせた計3種類の前輪駆動(FF)車プラットフォームに展開する。

主力セダン「カムリ」をはじめ大型セダン「アバロン」、スポーツ多目的車(SUV)「ヴェンザ」を生産する。

2本ある生産ラインのうち、トヨタ自動車「カムリ」を受託する年産10万台のラインを増強し混流生産する。

ホンダ車の現行最高燃費の「インサイト」の27・2キロメートルや競合のトヨタ自動車の「カムリ」のHVの23・4キロメートルを大幅に上回る。

トヨタはロシアではサンクトペテルブルク市に年産5万台の工場を持ち中型セダン「カムリ」を生産している。

一方、日本勢では「カムリ」や「アコード」など主力の新型車が好調だったトヨタとホンダのほか、富士重工業も同26・0%増と大幅な伸びを示した。

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ただトヨタは2011年11月に新型「カムリ」を切り替えたため、前年同月の販売が低水準だったことから、「前年比較のマイナス幅が実態よりは縮んで見えるが、依然としてまだ厳しい」(広報部)と...

11年10月には米ケンタッキー州の工場で生産する中型セダン「カムリ」「カムリハイブリッド」の輸出も始めた。

トヨタには資本関係がある富士重工業に中型車「カムリ」を生産委託し、成功した実績もある。

米国工場におけるトヨタ車「カムリ」の受託生産、トヨタから富士重へのOEM(相手先ブランド)供給、スポーツカーの共同開発などに取り組んだ。

米国でも市場回復や新型「カムリ」の好調さを背景にシェアを伸ばす見通し。

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