鴻池組は九州大学などと共同で、土壌汚染対策法の溶出量基準の40倍に及ぶ高濃度の水銀汚染土壌を現地で洗浄処理することに成功した。溶媒洗浄を用いた新工法を採用。洗浄した土壌は...

九州大学の永井邑樹大学院生と森川全章助教、君塚信夫主幹教授は、近赤外吸収を水蒸気とメタノールなどでオンオフを切り替えられる白金錯体フィルムを開発した。水蒸気を当てると近赤外光を吸収...

九州大学の矢嶋赳彬准教授は、電子機器のタイミング制御信号をニューラル回路で最適に生成する技術を開発した。電子回路の必要な部分を必要な時に動作させられるため消費電力を抑えられる。直流...

九州大学大学院の楊井伸浩准教授、宇治雅記大学院生らは、光触媒による水素燃料製造や環境浄化の効率化に向け、重金属を用いずに可視光を紫外光に高効率で変換する分子性材料を開発した。従来は...

九州大学大学院の西田基宏教授と西山和宏講師らは、ブロッコリースプラウトなどの緑黄色野菜に含まれる化合物スルフォラファンやイベリンが難病の炎症性腸疾患(IBD)の炎症を抑制することを発見...

九州大学の楊井伸浩准教授と藤原才也大学院生らは理化学研究所と共同で、医療現場で使われる磁気共鳴断層撮影装置(MRI)などの高感度化につながる核偏極の技術を開発した。...

【略歴】おおどう・りょうた 07年九大院総合理工学府量子プロセス理工学専攻修士修了、同年丸紅入社。

九電工は九州大学と「社会課題の解決に向けたイノベーションの創出」について組織対応型連携契約を結んだ。締結は10日付。両者はまず、「再生エネルギーと蓄電池などを組み合わせた需要家向けのカーボン...

10年から始まった、先駆的なネットワーク型共同利用・共同研究拠点事業(北大電子研、多元研、東工大化生研、阪大産研、九大先導研の連携事業)の第2期活動(16年度から)では...

コンソーシアムは九経連の倉富純男会長と九大の石橋達朗総長が共同代表を務める。

沖縄科学技術大学院大学の嘉部量太准教授と九州大学の安達千波矢主幹教授らは、レアアース(希土類)がいらない有機材料の蓄光材料を開発した。発光前の電荷分離状態を安定化さ...

文部科学省は世界最高水準の教育・研究を目指す指定国立大学に九州大学を指定した。同大は社会変革に向けた総合的な知の結集を掲げ、「脱炭素」「医療・健康」「環境・食料」を重点分野に設定する。今後は...

【福岡】西部ガス(福岡市博多区、道永幸典社長)は、九州大学とカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)実現に向けた技術開発で連携する。これまでの水素活用の研究に...

九大の石橋達朗総長は「地域や産業界の要請に応えられるようまい進していく」と語り、三井化学の橋本修社長は「大きな社会課題の解決に果敢に取り組む」と抱負を述べた。

(編集委員・山下哲二) 【略歴】へいま・ひろし 84年(昭59)九大院工学研究科修了、同年佐藤工業入社、15年執行役員、17年取締役常務執行役...

九州大学学術研究都市推進機構は27日13時半から東京都中央区のTKP東京駅日本橋カンファレンスセンターで九大の知的財産に基づくスタートアップ企業を紹介するセミナーを開く。

これまで両者は、地域の国際化において九大を含めた枠組みで連携しており今後対象分野を広げる。同行は九大発ベンチャーの支援で実績もあり産業振興の実効性を高める。

【LINE Fukuoka】鈴木優輔氏(すずき・ゆうすけ)99年(平11)九大経済卒、同年NEC入社。

ここで目指す学生起業の推進役として期待されるのが、プラットフォーム「糸島九大オープンラボ(IQOL、イコール)」だ。

九大の藤川茂紀教授は「オフィスビルの循環空気は大気よりもCO2濃度が高く、回収効率はいい。