表面処理鋼板は同2・0%減の138万6000トンとなったが、「問屋など流通での表面処理鋼板の在庫が高い入着が高位にある。

10月の入着は7、8月の契約分とされる。公共土木や民間建築の需要増に過剰な期待が高まったことで8月並みの入着があったものの、人手不足で鋼材加工などが停滞。

11月末に運用を開始し、最大15万重量トンの大型ナフサ船が入着できるようになる。

ただ、韓国の現代製鉄には11月に米スクラップが入着する予定で、日本への配船が再び滞る懸念も出ている。

9月の入着は6、7月の契約分とされる。

米スクラップの入着もあり、滞船問題の解消には時間を要する見込み。

そこに米国スクラップの入着が重なり、滞船問題が深刻になっているようだ。

足元も韓国のポスコや中国材の入着が続いているが、6月の入着・出荷は5月並みと読む向きが多い。

中東産は計画から実際に入着するまで1カ月もかかり、フットワークがまるで違う。

国内への出荷は4月並みだったが、韓国のポスコ材が大阪に多く入着した影響が出た。... ポスコや中国材の入着は足元も続いているが、6月の入着・出荷は5月水準となる見通し。

例年通り年度末で入着が増えたものの、消費増税前の駆け込み需要が在庫消化をけん引した。阪和興業は「在庫の過剰感はなく今後も遅れていた案件が入着する。... 高炉も「輸入材の入着は想定以上」と指摘。

例年通り年度末で入着が増えたものの、消費増税前の駆け込みが在庫消化をけん引した。

東京は前月並み、大阪では前月以上の引き取りがあったものの、中国から厚板が入着したことなどで在庫消化が遅れた。... 為替状況からすると輸入材の価格メリットは薄いが、阪和興業大阪鋼板販売課は「3月までは...

輸入スクラップが入着した影響も大きい。

「昨年11月に入着した輸入材はやや多かった。

年末に向け出荷が増したほか、台風で入着が滞った10月の反動が出た。... 11月の入着は10―11月の契約分。

12月に入着の予定だが、流通は「数量が限られており、過熱市況を和らげる効果は期待薄」と読む。

また同社はスクラップの需給バランスを緩和するため、12月の入着予定で輸入スクラップを成約した。

冷延コイルの入着・引き取りは両地区ともほぼ前月並みの水準となった。

現行価格には難色を示しつつも、欧米よりも早く入着する利点を優先した格好だ。