原子力発電や関連施設が集積する青森県4市町村の首長らが20日、枝野幸男経済産業相を訪問し、核燃料サイクルの維持と「2030年代に原発ゼロを目指す」とした政府方針の見直しを求めた要望書を手渡した。これに...

天野之弥IAEA事務局長は日本の報告を受け、中長期で原発稼働率を減らすなかでも核燃料サイクル事業を継続することから、未利用のプルトニウムが増加し、核物質不拡散が難しくなると見て懸念を表明した。 ...

一方、平野文科相は会談で「核燃料サイクル政策におけるもんじゅの重要性は従来通り」と強調。新戦略が、使用済み燃料の再処理過程で発生する放射性廃棄物を減量化する研究炉に転用するとしたことについては「副次的...

しかし、原発ゼロを掲げつつ、核燃料サイクルを維持するという決定はよく分からない。... 核燃料サイクルの中核であるプルトニウム燃料を使うことを想定した建設中の大間原発(青森県大間町)を...

同時に核燃料サイクル政策の継続、原発輸出の推進など原発継続に含みを残した。... 省エネと再生可能エネの普及を加速するだけでは不十分で、当面は化石燃料の高度利用と未利用熱活用が頼みの綱となる。

さらに大きな問題は使用済み核燃料。原発ゼロを掲げながら「核燃料サイクルは従来の政策を変更しない」(古川元久国家戦略相)という矛盾した決定では、中間貯蔵施設を抱える青森県などの地元の理解...

経済産業省 (8月22日)▽資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力発電所事故収束対応室長(資源エネルギー庁官房総合政策課企画官)舟木健太郎▽同原子力立...

野村 茂雄氏(のむら・しげお)77年(昭52)早大院理工学研究科博士課程修了、同年動力炉・核燃料開発事業団(現原子力機構)に入り、01年同東海事...

(小川淳) 政府が29日に開催したエネルギー・環境会議(古川元久議長=国家戦略担当相)では経済産業省、環境省、原子力委員会...

内閣府原子力委員会(近藤駿介委員長)は21日、原発の使用済み燃料を再利用する「核燃料サイクル」について、原発依存度に応じ政策を選択すべきだとの見解を決定した。... 見解は核燃料サイク...

原子力発電所の使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」の在り方を検討してきた内閣府原子力委員会の小委員会(鈴木達治郎座長)は16日の会合で、使用済み核燃料の再利用や、地中に埋め捨て...

【15%も直接処分割安−原子力小委が試算】 使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」の在り方を検討している国の原子力委員会の小委員会は8日、2030年の原発依存度が15&...

内閣府は12日、原子力委員会の「原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会」の11回目の会合を開き、六ヶ所再処理工場(青森県六ヶ所村)を2017年にフル稼働した場合、12年稼働に比べ...

内閣府原子力委員会の近藤駿介委員長が出席し、同委員会の新大綱策定会議で進めている原子力発電利用に関する論点のほか、核燃料サイクルや最終処分場のあり方など審議の状況を説明した。

ウランは日本にない資源であり、核燃料サイクルの実現性も極めて怪しい。希少資源を使う点では化石燃料と一緒だ。... 長期的にみて化石燃料の価格は確実にあがる。

2011年10月25日付の政府の原子力委員会「原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会メンバーからの提出資料」で伴英幸委員は、福島原発事故の実績ベース(除染費用を含めた推定最大ケース...

いずれ枯渇する化石燃料に頼れば電気料金は上がっていく。... 石炭や天然ガスと違い、需給構造は緩まず、核燃料サイクルが実現すれば枯渇の問題から解放される。その間に核融合や再生可能エネルギーなど有望な電...

政府の原子力委員会は26日、第12回「新大綱策定会議」を開き、放射性廃棄物の処理や核燃料サイクルに対する集中討議を行った。

核燃料サイクルの柱として研究開発が進められる高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)。... 「原子力燃料のプルトニウムは、エネルギーを出しやすいものからそうでないものまでいろいろあ...

そのうえで、核燃料サイクルについて「使用済み核燃料の処分のありかたなどを含めてエネルギーを安定供給させることが重要」と語った。 ... また使用済み核燃料の最終処分などを巡る問題につ...