公共工事につきまとう建設業界のあしき慣習ともいわれる談合受注。... 会社幹部は談合受注がしやすいかつての指名競争入札制度の復帰をもくろみ、地元市長らに対して金品とともに働きかけるが、同時並行で、夫の...

特に談合や手抜き工事などが続発した建設業界では、その意識が一層強いはずだった。... 97年、同社の取締役相談役で関西の談合組織を支配していた故平島栄氏が、公正取引委員会に談合の内部資料を提出し、業界...

業界の利益を追求する点は入札談合と同じ構図だ。

談合は論外として、職員の天下り先に発注が偏るなど、国の出先機関における入札・契約で問題が目立つのは事実。

05年に日本土木工業協会の会長となり、業界のコンプライアンス(法令順守)、すなわち「談合との決別」一筋で取り組み、ほぼ達成できた。

公共工事は財政難を背景に削減が続き、ここ数年、入札談合事件が相次いで発覚したこともあって、激しい価格競争に陥った。

ひとたび談合問題が指摘されると、各企業は法令順守を叫び、一律的に法令の形式的要件への順守の徹底を図ろうとする。... なぜ、最近になって談合が大きな問題として着目されたのだろうか。 ... 「...

談合問題の本質は一体何か。... 頻発する談合問題の根底には、この「会計法」が経済実態と著しく乖離(かいり)していることに要因がある。 ... これが、談合の本質的な問題である...

橋梁談合事件の反省から、社員が100周年を迎えるまで付けていた再生祈念バッチを埋め込んだ。

3年前の談合事件発覚後に受注した低価格・不採算工事がヤマ場を越し、回復軌道に乗りつつあることを示している。

同社は3年前に発覚した橋梁談合事件の影響による稼働率低下をカバーするため、07年度まで受注量確保を最優先課題に掲げていたが、中計で採算性重視に軌道修正を図った。

国交省が推し進める入札・契約制度改革の目玉で、工事品質を高め、談合排除にもつながる。

加えて幡掛社長が03年4月の就任から5年半たち、談合決別やアスベスト問題対策もめどが立ったことも交代理由とみられる。 ... さらに、談合決別やアスベスト問題の発生から約3年たち、体質改善が進...

05年の鋼製橋梁談合事件を引き金に業界は再編され、縮小する国内受注を細々とこなしてきた。

国民の期待にこたえていくためには、古い形の派閥的な選挙や、政策抜きの談合的な総裁選びは避けなければならない」と強調。

独禁法違反となる私的独占やカルテル、談合などについて分かりやすく説明している。

一方、国土交通省の公用車の運転管理業務をめぐり談合の疑いが浮上したことについては明言を避け「一般論として、談合といったようなことが生じないようなあり方を、国交省に限らず、すべての官公庁で考えていただか...

同社は05年に発覚した橋梁談合事件の混乱を脱し「過去最高の操業レベル」。

このように、談合、偽装、粉飾などの不祥事や反社会的勢力とのつながりなどのコンプラ要因は、いまや企業の命運を握っているのだ。

マッサージチェアに象徴された道路特定財源の無駄遣い、タクシー券の乱用、またもや発覚した官製談合、収賄事件と国土交通省に対する世間の風当たりが弱まる気配はない。