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ペルーは世界2位の産銅国だが、カスティジョ前大統領の罷免と投獄を巡る反政府派の抗議行動や道路封鎖などを受け、昨年12月から生産に影響が及んでいる。

【リマ・ロイター=時事】ペルーのラスバンバス銅鉱山を所有する中国五鉱集団(ミンメタルズ)の子会社MMGは、カスティジョ前大統領の罷免と拘束をきっかけに各地で発生した反政府デモの...

ペルー議会が7日にカスティジョ前大統領を罷免したことに対し、同氏が国会の解散を要求したことで拘束されている。この事態に対してカスティジョ氏の拘束への抗議行動が生じ抗議デモの広がりから治安部隊と衝突、死...

ペルーでは21年に、鉱山国有化や鉱業増税を掲げるカスティジョ氏が大統領に就任。

チリでは相場連動型の鉱業増税の国会審議が進んでいるほか、6月のペルー大統領選では鉱山国有化を掲げるカスティジョ氏が過半数を獲得し、供給懸念がくすぶる。

6日に決選投票を迎えるペルー大統領選では、銅鉱山などの国有権益の引き上げを掲げる急進左派のカスティジョ候補がやや優勢に立ち、外資による鉱山開発の後退懸念がくすぶる。

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