記事検索結果

深層断面/「リュウグウ」到着から5年… 「はやぶさ2」一挙両得の成果（2023/5/23 深層断面）

リュウグウには水やアミノ酸、有機物という生命に必要な物質があり、より詳細に調べることで地球に生命体が誕生した謎の解明につながる。 ... 加熱で揮発する物質も回収でき、試料が入ってい...

地下水中の硝酸性窒素、土壌試料で起源推定熊本大など新手法（2023/5/5 科学技術・大学）

従来は、対象の地下水試料の安定同位体比を化学肥料など想定される複数の窒素起源物質の安定同位体比と比較して起源を求めていた。だが、土壌表層での反応により窒素成分の同位体組成の特徴は変化してしまう。...

小惑星「リュウグウ」試料分析進む九大・広島大など成果、成り立ち解明に道（2023/2/24 科学技術・大学）

これまで発見された隕石よりもリュウグウの方が化学組成や同位体組成、形態に多様性があり、リュウグウの母天体で水と有機物の反応がさまざまな条件で進行したことが分かった。... 顕微分光分析法で試料を測定す...

小惑星「リュウグウ」試料、初期太陽系の鉱物発見北大など研究グループ（2022/12/19 科学技術・大学）

試料から1000度C以上の環境で形成した鉱物を見つけ、同位体顕微鏡で40粒子を解析。... リュウグウの試料とイヴナ型炭素質隕石から初期に作られた鉱物を数十個発見し、酸素の同位体組成を測定。惑星型の酸...

東大など、火山ガスからマグマ活動変化捕捉噴火前兆監視に応用（2022/11/22 科学技術・大学）

火山ガス中の希ガス同位体組成がマグマの変化を反映して変動することを示した。... 群馬県の草津白根山周辺の噴気孔から火山ガスを2014年から21年まで数カ月おきに採取し、含有成分の濃度と同位体組成を分...

はやぶさ2採取気体、「ヘリウム同位体」地球の100倍 JAXAなど分析（2022/10/21 科学技術・大学）

ヘリウムの同位体組成が地球の大気より約100倍多いことが分かった。... 一方で、ヘリウムと微量に含まれていたネオンは地球の大気とは組成が異なるため、リュウグウ由来であることが分かった。

小惑星「リュウグウ」試料、太陽系と等しい化学組成比 JAXAが解明（2022/6/10 科学技術・大学）

リュウグウから採取した試料の化学・同位体組成と構成物質の成因や年代、隕石との関係性を調べた。66個の元素の存在量などからイヴナ型炭素質隕石と同じような組成であることが分かった。同隕石の化学組成は水素や...

プルトニウムとウラン、極微小粒子で分析原子力機構が技術開発（2022/4/14 科学技術・大学）

さらに、化学的に分離せずに1000兆分の1グラム程度の極微量の同位体組成分析ができる。 ... また、試料の加熱温度を段階的に上げながら測定することでプルトニウムとウランを分離し、1...

東工大など、硫酸エーロゾルの減少鈍化要因を特定大気汚染の緩和策期待（2021/5/13 大学・産学連携）

研究グループはグリーンランドのアイスコア試料で硫酸の三酸素同位体組成を分析。

海洋機構など、微生物生存の温度解明室戸岬沖海底で堆積物採取（2020/12/4 科学技術・大学）

炭素同位体組成の変化や細胞密度の増加などから、好熱性の微生物が存在することが分かった。

気候変動、人為活動が影響東工大、硫化カルボニル収支解明（2020/9/3 科学技術・大学）

硫化カルボニルの硫黄安定同位体比の分析から、人為起源と海洋起源を分けて評価することに成功した。... 研究チームは、人為起源と海洋起源の硫化カルボニルを区別できる硫黄安定同位体組成に着目。... その...

茨城の海岸、1650万年前に巨大油ガス田北大など岩塊分析（2020/7/14 科学技術・大学）

その炭素同位体組成を調べた。

森林の健康度測定に新指標名大、硝酸の直接流出率活用（2018/12/11 科学技術・大学）

森林域から渓流水などを通じて流出する硝酸の中の同位体組成を測定する。

原子力機構の“いま―これから”(22)もんじゅ廃止、財産と夢は継承（2018/7/13 科学技術・大学）

また、核燃料サイクル技術としては、軽水炉使用済み燃料から得られる多様な同位体組成のプルトニウムを利用したMOx燃料によって炉心を構成した。

40億年前の火星大気、地球並みに厚く−東工大が推定（2017/9/6 科学技術・大学）

ただ、同じ元素でも中性子数が少なく軽い同位体が宇宙空間に流出し、重い同位体が残りやすい。研究グループは重い同位体の量と大気圧との関係に着目。40億年前の火星隕石の中の大気の窒素とア...

JAXA、はやぶさ回収の微粒子を大学・研究者に配布（2011/1/18）

21日から大型放射光施設「スプリング8」をはじめ、八つの研究チームに数カ月かけて順次送り、元素組成や有機物の有無などの初期分析を行う。... ほかの研究チームでは粒子の形状や内部構造、同位体組成標準試...