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産業春秋/秋の雨に先人を想う (2023/9/26 総合1)

「秋雨や 水底の草を 踏みわたる」(与謝蕪村)。

与謝蕪村の「凧(いかのぼり)きのふの空のありどころ」をはじめとして、江戸時代の俳人たちは凧を多く詠んでいる。そして蕪村の句のように、凧を「いかのぼり」と読ませることが多かったようだ。

「このふた日きぬた聞こえぬ隣かな」(蕪村)などの句から察するに、そのころには日常的に打たれていたものだろう。

与謝蕪村も夕闇が迫り物寂しい風情を感じたのだろう。

先日、京都に行った時に立ち寄った六角堂の前にある「蕪村庵」なるお店も「当たりーッ」であった。... 彩りのある商品群が陳列されているなかボクの目を引いたのが「蕪村春秋」、「花満月」、「蕪村花あわせ」等...

彼の雅号「逸翁」を冠した逸翁美術館には、呉春、与謝蕪村の絵など重要文化財を含む約5000点の個人コレクションを所蔵。

「百姓の生きて働く暑さかな―蕪村」 早稲田大学商学学術院教授 鵜飼信一

産業春秋/節分 (2009/2/3)

《寝ごころや いづちともなく 春は来ぬ》(蕪村)である▼都会は人から季節感を奪うという。

仕事で疲れ、心を癒やしたい時は『蕪村俳句集』や『徒然草』を読む。... それが偶然、司馬遼太郎の本に詩が載っていて、与謝蕪村だと分かった時はうれしかった。

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