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[ ロボット ]
(2015/11/30 05:00)
【さいたま】埼玉大学大学院理工学研究科の田中英一郎准教授は、広島大学大学院医歯薬保健学研究院の弓削類教授、スペース・バイオ・ラボラトリーズ(広島市南区)と共同で、足首に装着して歩行を補助するロボット「RE―GAIT(リゲイト)」を開発した。ズボンの裾の中に収まる大きさと、片足で1キログラムという超小型軽量が特徴。2015年度中に発売する予定。税抜き価格は150万―200万円を想定し、年間300台の販売を見込む。
今まで腰や膝に装着するロボットは、10キログラム前後の大型モーターを搭載していたが、人間の生理現象や筋肉構造を活用し、大幅な軽量・小型化を実現した。片まひ患者や高齢者などが対象で、歩き方の改善にもつながるという。約3000万円投じて開発した。
つま先とかかとに設置した圧力センサーが歩行動作を感知し、超小型モーターを使ってロボットがかかとから地面に着くよう足首の補助を行う仕組み。...
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(2015/11/30 05:00)
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- 小型・軽量にしたポイントは?/この歩行補助には人間のある筋肉構造を利用している。