[ 科学技術・大学 ]

茨城大、人工物質「メタマテリアル」使いテラヘルツ帯で屈折率ゼロの新材質開発

(2016/3/25 05:00)

茨城大学大学院理工学研究科電気電子工学専攻の木村辰也氏、安田淳一氏、黒崎亘氏、鈴木健仁講師らは、自然界にはない特徴を持つ人工物質「メタマテリアル」を使って、0・5テラヘルツ(テラは1兆)帯において屈折率がゼロの材質を開発した。テラヘルツ波帯において屈折率がゼロの材料を開発したのは初めて。構造中の位相速度や波長を無限大にできるため、例えば、小型のテラヘルツ光源である共鳴トンネルダイオードに組み込むレンズなどを薄くできる可能性がある。応用物理学会春季学術講演会で発表した。

開発した材質は、厚さ50マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の低損失な誘電体基板(シクロオレフィンポリマーフィルム)上の表裏に、幅約125マイクロメートル、長さが約200マイクロメートルの銅のワイヤを対称に描いた構造を持つ。

この材質をテラヘルツ時間領域分光法で実験した結果、0・5テラヘルツ帯の屈折率が0・0...

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(2016/3/25 05:00)

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  • 茨城大学は、人工物質「メタマテリアル」を使って、0・5テラヘルツ(テラは1兆)帯において屈折率がほぼゼロの材質を開発した。小型のテラヘルツ光源である共鳴トンネルダイオードに組み込むレンズなどを薄くできる可能性がある。

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