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[ エレクトロニクス ]
(2017/5/11 05:00)
パナソニックは10日、高解像度の「4K」に対応した有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)テレビ「4K有機ELビエラ」を6月から世界各地で発売すると発表した。2015年に限定販売した欧州に加えて、日本、アジア、大洋州、カナダ、中南米に投入。最上位のフラッグシップモデルを含む2ラインを展開する。
日本では世界に先駆けて、6月16日に有機ELテレビ2ライン3機種を発売する。最上位の「TH―65EZ1000」は65型(写真)で、想定価格は90万円前後(消費税抜き)。高級音響ブランド「テクニクス」の開発陣が協力したスピーカーを装備した。日本では有機ELテレビ全体で年間1万8000台の販売を目指していく考えだ。
海外市場では6月以降、順次発売する。欧州に投入予定の77型製品は、今秋に日本国内でも発売するとみられる。
有機ELテレビはパナソニックが12年に販売を終了したプラズマテレビと同じく各画素が発光する「自発光方式」を採用する。プラズマで培った発光制御技術を生かして、深い黒色や実物に近い色を再現できる。
筒井俊治テレビ事業部長は同日に会見し「自社製品史上最高の画質を実現した」と説明した。累計462万台を販売したプラズマテレビの買い替え需要を狙う。
(2017/5/11 05:00)
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