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[ トピックス ]

【電子版】工場で使える英語(29)ジャスト・イン・タイム

(2017/6/20 05:00)

■第29回 ジャスト・イン・タイム―工程の流れ化①

Just-In-Time―Workflow ①

【2人の登場人物】

Taka:日本から指導に訪れたマネジャー

Phil:現地工場で、タカから指導を受ける米国人の従業員

__________________________________________

Taka:

We try to create a smooth workflow through the entire production processes.

生産工程全体に、スムーズな流れをつくり上げようとしています。

through「…じゅうに、…を通って」、entire「全体の」

Phil:

We have so many production processes, it’s not always easy to keep them moving efficiently.

実にたくさんの生産工程がありますが、いつも効率よく動かすのは簡単ではありません。

keep them moving は「them(たくさんの生産工程)を動かし続ける」という意味を表しています。

Taka:

I understand, but we want to make our processes flow seamlessly.

わかりますが、工程の流れを滞りなくしたいのです。

flow「流れる」、seamlessly「スムーズに、滞りのないように」

Phil:

What does that mean?

どういう意味ですか。

Taka:

We want a smooth flow between processes, so there should be no missing parts or materials.

部品や材料の不足が生じないように、工程間にスムーズな流れがほしいのです。

missing「欠けている、不足している」

Phil:

We can’t have any product defects in the workflow either.

工程の流れの中に、不良があるのもいけませんね。

defect「欠陥、不良」、either(否定文で)「どちらも(…ない)」

Taka:

That’s right. Unfortunately, our factory has not established a good workflow for any product yet.

そういうことです。残念なことに、私たちの工場は、どの製品についても、まだ良い工程の流れをつくり上げていません。

unfortunately「あいにく」、establish「確立する、つくり上げる」、yet「まだ(…ない)」

Phil:

But it’s important for our Kaizen activities that we do.

私たちの行っている改善活動にとっては大事なことですね。

【成功のヒント】

 タカとフィルは、ジャスト・イン・タイムを実現する条件として、生産の工程が「流れ化」することの必要性について話しています。smooth workflow(スムーズな流れ)、seamless(ly)(滞りのない)といった表現が出てきますが、スムーズでなくなってしまう原因の例として、部品などの欠品が生じることや、不良ができてしまうことが挙げられています。

 今回も、海外の現場で話すときには必ず必要になる表現ばかりです。まずは、登場する単語を確実に覚えましょう。そして、例文をしっかりと理解することが大切です。それができたら、次は例文を見なくても同じことを話せるように練習しましょう。

 実際に指導に当たるときには、一方的な解説よりも、現地の従業員に考えてもらいながら、一緒に答えを導き出していくことが大切です。タカのように、少しずつヒントを与えるような会話の進め方や、そうした際に使うセンテンスを学んでおいて損はありません。繰り返し取り組んでみましょう。

著者:松崎久純(まつざき・ひさずみ)

 国際事業・組織マネジメントなどを専門とした経営コンサルタント。サイドマン経営・代表。企業におけるグローバル人材育成の指導・研修講師の経験が豊富。著書に『ものづくりの英語表現 CD付』(三修社)、『英文ビジネスレター&Eメールの正しい書き方』(研究社)など多数。

(2017/6/20 05:00)

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