防災産業会議が通常総会−防災・減災でイノベーション

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  あいさつする緒方内閣府官房審議官防災担当

日本防災産業会議（事務局＝日刊工業新聞社）は４日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで通常総会を開き、２０１６年度の事業・収支報告と１７年度の事業計画を承認した。１６年度の活動成果として会員企業が保有する災害時に役立つ情報、モノ・技術をまとめた表を作成したことなどを報告。１７年度の事業計画では前年度作成した表を活用して官民の連携や民間同士の連携を深めて防災・減災分野でイノベーション創出に取り組むことを討議した。

１７年度、同会議は官民が持つ情報を連携させて災害対応に役立てる情報分科会、会員などが保有する製品、技術、サービスを組み合わせて災害時だけでなく平時から利用できる装置やシステムの普及に取り組むモノ・技術分科会を引き続き設置する。分科会活動の成果を官民で共有するため意見交換会の開催を予定する。

来賓として緒方俊則内閣府官房審議官防災担当があいさつした。