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北陸電力、配電工事ロボ 来年度導入 電力業界初・外販も検討

(2017/9/15 05:00)

電力業界初 配電工事ロボ開発

【富山】北陸電力は電柱や電線などを取り換える配電工事を効率化させる「配電工事ロボット」を2018年度中に導入する。工事における力仕事をロボットに肩代わりさせ、省人化や作業環境の改善につなげる。現在、スギノマシン(富山県魚津市)、金沢大学と共同開発を進めており、このほど試作機を完成させた。配電工事のロボット化は電力業界で初めての試みで、実用化のあかつきには他社への販売も検討する。

  • 配電ロボットが力仕事を担当、細かい作業は人が行う(試作機による工事実演)

配電工事ロボットの対象は配電工事の中で最も頻度が高く、北陸電力が年間約1万件を手がける「電線離隔器工事」。電線離隔器は電線や電柱の交換時に取り付けるもので、設置には空中で電線を切断したり、接続したりする。通常は高所作業車のカゴに2人の作業員が乗り、重さが約10キログラムに及ぶ棒状の工具を持って実施する。

こ...

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(2017/9/15 05:00)

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