[ 建設・住宅・生活 ]

柱の建て入れ精度、自動計測 大林組がシステム開発

(2017/10/16 05:00)

  • (右)ガイド管設置状況、(左)ストレートキーパー全体図(大林組提供)

大林組は建物の地下空間の建設で、柱の建て入れ精度を自動計測できるシステム「ストレートキーパー」を開発した。柱の長さや形状にかかわらず、垂直に建てられているかを正確に計測できる。地上から地下に向かって構造物を建設する「逆打ち工法」で活用する。

ストレートキーパーは、カメラ式鉛直器と仮設の鋼管、垂直方向を確認するための的で構成。建て入れする柱に沿って仮設の鋼管を設置し、鋼管の上部にカメラ式鉛直器を、下部に的を取り付ける。カメラで的を連続撮影し、鉛直器が示す鉛直軸と的の重心位置の差異を算出して、建て入れ精度を確認する。

逆打ち工法は、地上と地下の工事を同時並行で行えるため、工期短縮が可能で採用数が増加。地下への柱の建て入れで、精度確保が重要になっている。

(2017/10/16 05:00)

建設・エネルギー・生活のニュース一覧

おすすめコンテンツ

電験三種 合格への厳選100問 第3版

電験三種 合格への厳選100問 第3版

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン