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防災産業展、最新の防災製品一堂に きょうまで開催

(2017/11/27 05:00)

  • 免震体験車に乗車した小此木防災担当相(左)

「2017防災産業展in仙台」(日刊工業新聞社主催)が26日、仙台市青葉区の仙台国際センターで開幕した。企業や自治体、NPOなど70社・団体が出展。災害用ロボット、移動式電源車から非常食、浄水器まで、幅広い分野で最新の防災製品・技術などを展示した。会期は27日まで。2日間で約4000人の来場者を見込む。

会場では、三和シヤッター工業が集中豪雨から建物を守る防水シャッターなど浸水対策製品を出展。三菱ケミカルホールディングスグループは自立分散型給水システムをパネルで紹介した。THKの地震の揺れを再現する免震システムを搭載した免震体験車には、会場を視察した小此木八郎防災担当相が乗車。「免震だと人が受ける揺れの感じ方が違う」と述べるなど、各企業の防災への取り組みに関心を示した。

セミナーでは、NTTコミュニケーションズの岡田昌己危機管理室長が、同社の災害対策について講演した。2016年の熊本地震で中継伝送路が寸断された際、複数経路を確保していたことが早期復旧に役立ったと説明。予備回線の整備など「冗長構成の維持が大切」と強調した。

また同日に開幕した「防災推進国民大会2017」(防災推進国民大会2017実行委員会主催)は、シンポジウムや研究集会、体験型イベントなどを実施。25日からは「世界防災フォーラム/防災ダボス会議@仙台2017」も開かれるなど、3イベントが同時開催し、防災に関する情報発信力を高めている。

(2017/11/27 05:00)

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