[ その他 ]
(2018/1/9 05:00)
日刊工業新聞社が10日に発売する月刊誌『機械設計』2月号では、「転がり軸受を支える基盤技術と計測技術」を特集する。中国などの新興国が競争力をつける中、日本のモノづくりが生き残るには製品の差別化が欠かせない。そのため、機械要素も適切に選択して活用することが求められており、機械設計者は、最新の要素技術を知っておく必要がある。
そこで特集では、さまざまな機械装置に組み込まれ、その技術動向やニーズと密接に関わる転がり軸受を取り上げ、最新の技術・研究動向を概観する。そして、強度・寿命に貢献する材料技術、基本性能に大きな影響を与える潤滑技術、転がり軸受の転動体を支える保持器の解析技術など低トルク化、高速化、小型化、長寿命化といった転がり軸受の要求機能に対応する基盤技術について解説する。
併せて、X線を用いた軸受内のグリース分布測定や転動疲労の評価など計測技術に加え、近年注目が高まるIoTについて、転がり軸受分野ではどのように展開されているのか、ハードウエアとソフトウエアの両面から紹介する。
(2018/1/9 05:00)