日産、北米国際ショーで彫刻的なＳＵＶ公開

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  クロスモーション

日産自動車は１５日（日本時間１６日）、米デトロイト市で開催中の北米国際自動車ショーで、３列シートスポーツ多目的車（ＳＵＶ）のコンセプト車「クロスモーション」を世界初公開した。２０２０年以降の日産ブランドデザインの方向性を示す自動車で、ボディーサイドにＵ字型のハイライトが入る構成にするなど、彫刻的なデザインに仕上げた。フロントグリルには幅と奥行きを確保することで、ＳＵＶが持つ力強さを強調した。

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  クロスモーション

クロスモーションのヘッドランドには、ブーメラン型を採用。ハイビームやロービーム、ターンシグナル、ポジショニングランプなどのすべての機能が一つのユニットに統合した。日産のグローバルデザインを担当するアルフォンソ・アルバイサ専務執行役員は「ニッサン・インテリジェント・モビリティーの、より堅牢で力強い側面を追求した」とコメントした。

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  Ｑインスピレーションコンセプト

また日産は１５日（日本時間同日）、高級車ブランド「インフィニティ」のコンセプト車「Ｑインスピレーションコンセプト」も北米国際自動車ショーで世界初公開した。可変圧縮比エンジン「ＶＣターボ」のほか、自動運転技術「プロパイロット」機能を搭載。渋滞走行や巡航走行といった運転者がストレスを感じる環境で車が運転を支援する。エクステリアは既存型のセダンタイプではなく、クーペのような外観と細長いシルエットに仕上げ、同タイプでのデザインビジョンを示した。