[ 科学技術・大学 ]

【電子版】旧石器時代人骨の顔、デジタル技術で復元 彫り深く、額は広め

(2018/4/22 07:00)

  • 旧石器時代の人骨からデジタル技術を活用して復元した顔(国立科学博物館提供、時事)

 沖縄県立埋蔵文化財センターは20日、石垣島(同県石垣市)の遺跡「白保竿根田原洞穴」で発掘された約2万7000年前の人骨の生前の顔を、デジタル技術を使って復元し、公開した。彫りが深く、広い額が特徴で、当時の南方系の人と顔立ちが近いという。同日から東京・上野公園の国立科学博物館で展示されている。

 白保竿根田原洞穴では、旧石器時代の保存状態の良い人骨が少なくとも19人分発見され、国内最古の全身骨格も出土した。このうち顔の部分が残っている4体について、研究グループがデジタル技術を使って復元を試行。3Dプリンターで作った模型に粘土で肉付けし、顔を再現した。

 20日に公開されたのは、「4号人骨」から復元された、30歳代から40歳前後の男性の顔。鼻の付け根が低く、目や口などのパーツが顔の中心部に集まっており、研究グループによると中国南部やベトナムなど南方系の人々の顔に近いとみられる。

 同グループ代表で元琉球大准教授の土肥直美さんは「顔つきも興味深いが、体の骨や歯がたくさん出ているので、総合的に分析し当時の生活や環境の復元につながると考えている」と語った。(時事)

(2018/4/22 07:00)

おすすめコンテンツ

すぐ身につく分析化学・機器分析の実務
基礎、前処理、手法選択、記録作成を現場目線で解説

すぐ身につく分析化学・機器分析の実務 基礎、前処理、手法選択、記録作成を現場目線で解説

今日からモノ知りシリーズ 
トコトンやさしい地盤工学の本

今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい地盤工学の本

図解よくわかるスマート農業
デジタル化が実現する儲かる農業

図解よくわかるスマート農業 デジタル化が実現する儲かる農業

岐路に立つ日本医療
破綻か飛躍か!?激変する世界が迫る選択

岐路に立つ日本医療 破綻か飛躍か!?激変する世界が迫る選択

おもしろサイエンス 
火山の科学

おもしろサイエンス 火山の科学

新版 
イチから知る!IR実務

新版 イチから知る!IR実務

Journagram→ Journagramとは

PR

電子版クレジットカード決済が対象になりました。キャッシュレスでお支払いのお客様に5%還元 ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件、無料登録会員は最大30件の記事を保存することができます。

会員登録/ログイン

このサイトでは、アクセス状況の把握や広告配信などのためにクッキー(Cookie)を使用してしています。このバナーを閉じるか閲覧を継続した場合、クッキーの使用に同意したこととさせていただきます。なお、クッキーの設定や使用の詳細についてはプライバシーポリシーページをご覧ください。

閉じる