【電子版】グーグル、米ルッカ－・データを2800億円で買収 クラウド事業強化

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  グーグルはルッカ－・データの買収で、クラウド分野で先行するアマゾンやマイクロソフトの牙城に迫る（4月9日、カリフォルニア州サンフランシスコ＝ブルームバーグ）

　米アルファベット傘下のグーグルは、データプラットフォームを手掛ける米ルッカ－・データ・サービシズを26億ドル（約2800億円）で買収することで同社と合意した。顧客へのクラウドサービスを強化する。

　6日発表されたこの買収により、グーグルはクラウドの容量やソフトウエアの販売を強化する新たな手段を得る。グーグルはクラウド事業において、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトとの競争で後れを取っており、昨年遅くには同事業の責任者を交代させた。

　ブルームバーグのデータによれば今回の取引規模は、グーグルとしては2014年に32億ドルでデジタル温度調節器メーカーのネスト・ラボを買収して以降で最大。（ブルームバーグ）