機械設計12月号／減速機の最新技術と選定・活用法

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日刊工業新聞社が１０日に発売する「機械設計」１２月号は「減速機の最新技術と選定・活用法」を特集した。減速機の最新動向や導入の際の選定ポイント、活用法などを解説し、ユーザー事例も紹介する。

テクファ・ジャパン（埼玉県日高市）の香取英男氏が「減速機に要求される機能と最新動向および選定で考慮すべきこと」と題して総論を執筆。また木本技術士事務所（東京都新宿区）の木本晋作氏が「減速機設計の基本的な心得」を解説。このほかハイウィン（神戸市中央区）や日本電産シンポ（京都府長岡京市）、マキシンコー（大阪市中央区）などの技術者らが自社製品を軸に、開発動向や活用法について盛り込んだ。ユーザー事例として芝浦メカトロニクスの導入例も紹介している。

減速機は駆動モーターとアクチュエーターとの間の中間装置で、動力増加や駆動制御などの役割を担う。遊星歯車機構や波動歯車機構のように用途や製品によって仕様が細分化される。特に産業用ロボット向けは精度や耐久性など求められる性能が年々高まり、技術的に高難度化が進んでいる。