人気キャラの盾“再現” 中村製作所が2製品、クラファンで先行販売

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  「キャプテン・アメリカ」が作中で使用するシールドをモチーフにした「デザインコインケース」

【津】中村製作所（三重県四日市市、山添卓也社長）は、米マーベル・コミックの人気キャラクター『キャプテン・アメリカ』が作中で使用するシールドをモチーフにした「デザインコインケース」と「ライフサイズシールド」を開発した。グループ会社のＭＯＬＡＴＵＲＡ（モラトゥーラ、同市）がクラウドファンディング（ＣＦ）サイト「Ｍａｋｕａｋｅ（マクアケ）」で２月初旬まで先行販売をしている。その後、自社サイトで発売する。

デザインコインケースは直径９センチメートル、厚さ２センチメートルで重量は約６００グラム。ポケットに収まるコンパクトサイズ。５００円硬貨を４枚、１００円、５０円、１０円、５円、１円硬貨を各５枚収納可能。ＣＦ終了後の一般販売価格は５万円（消費税抜き）。

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  「キャプテン・アメリカ」が作中で使用するシールドをモチーフにした「ライフサイズシールド」

ライフサイズシールドは直径６１センチメートル、厚さ５・５センチメートルで、重量は約３０キログラム。室内に置けば、力強さと品格のあるインテリアとして強い存在感を放つ。同価格は１００万円（同）で受注生産とする。

二つの製品の素材は高硬度材のＳＫＤ１１合金工具鋼。一般的に高負荷がかかる金型などにも使用し、硬さと耐摩耗性が極めて高い。同素材を用いることで、作中で絶対的な防御力を発揮する架空の希少金属「ヴィブラニウム」で作られたシールドの特徴を表現することを目指した。

同製品の開発は、マクアケのプロジェクトの一つ。その前段階として、マーベル・コミックの作品を題材にした新商品候補の中から、マクアケユーザーの投票数に応じて製作する商品を決定する「ジャパンメーカーが“ガチ”で作るＭＡＲＶＥＬアイテムを選べ」というキャンペーンを実施。投票の結果、最多得票を得た同製品が選ばれ、プロジェクトが実行に移された。