(2024/2/26 17:00)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、小型の月着陸実証機「SLIM(スリム)」の運用を再開したと発表した。25日夜に地上局との通信に成功。月は昼の状態で通信機器が高温になっているため、現在は短時間での運用を実施中。温度が下がった段階で月面の観測などを再開する予定だ。月が作られた過程などを解明につながる知見が得られることが期待される。
スリムは月に太陽光が当たらない夜となった2月上旬に運用を停止。極寒な夜を越え、100度C以上の昼に耐えた。月面は過酷な環境であり部品などが故障する可能性があったが、夜を乗り越えて通信機能を維持したまま運用再開できた。
(2024/2/26 17:00)
総合1のニュース一覧
- JAXA、「スリム」運用再開 過酷な月面環境で通信機能維持(24/02/26)
- 神鋼、中国宝武系と合弁 車用アルミパネル事業拡大(24/02/26)
- 日経平均、史上最高値を更新 2営業日連続(24/02/26)
- リンナイ、品質第一貫く 製品安全へ独自基準策定(24/02/26)
- 京二、自動化を深く広く支援 ロボ作業教示を効率化(24/02/26)
- ロックウェル・オートメーション・ジャパン、ハード・ソフト両面で自動化 自律化へ先端技術活用(24/02/26)
- TSMC熊本工場稼働、半導体日本再興の要 安定供給で競争力向上(24/02/26)
- 日本60社・団体、炭素クレジット国際取引参加 シンガポール口座開設(24/02/26)
- 商工中金、中小再生ファンド立ち上げ 100億円規模(24/02/26)
- リケジョneo(258)三菱UFJモルガン・スタンレー証券の梶本詩織(かじもと・しおり)さん(24/02/26)
- 産業春秋/「不適切」があぶりだす「いま」(24/02/26)